重粒子線治療とは

日本発のがん治療
世界が注目する日本発のがん治療技術

世界に先駆けて実運用に成功した日本発の技術

重粒子線治療法は、量子科学技術研究開発機構(QST) 放射線医学総合研究所が、世界に先駆けて実運用に成功した技術です。国内の重粒子線治療施設では、1994年から2023年度までの期間に約42,000名以上の患者さまの治療に成功しています。
国際的にも高い関心が寄せられ、多くの国がこの治療装置の導入を検討しています。
現在、日本国内では山形大学医学部東日本重粒子センター、QST病院(旧放射線医学総合研究所病院)、群馬大学重粒子線医学センター、i-ROCK(アイロック) 神奈川県立がんセンター、大阪重粒子線センター、兵庫県立粒子線医療センター、SAGA HIMAT(サガハイマット) 九州国際重粒子線がん治療センターの7施設で重粒子線治療が行われており、国外ではドイツのハイデルベルク大学及びマールブルグ治療センター、中国は蘭州の近代物理研究所及びその製造した機器を設置した武威と上海大学、イタリアの重粒子治療センター(CNAO)、オーストリアのMed-Austronなどで導入・運用されています。また、台北栄民総医院(2022年)と韓国延世大学医療院(2023年)が日本製の重粒子線治療装置を導入した治療センターを立ち上げました。

世界の粒子線治療施設

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